2019年07月20日(土)
甲府のパン屋・パンペパン
30センチくらいの段ボールに入った、冷凍の宅配便を受け取りました。
送り主を見ると、女性名で心当たりがありません。妻も知らないと言います。
お中元の季節でもあるので、良く見ないで気軽に受け取って印を押したので、宅配のお兄さんは帰ってしまいました。
昨今、送り主が不明で、あとで勝手に金を引き落とされたり、請求がくる事件があるとニュースで見たので、それかな?と不安になりました。
それにしては冷凍便とは手が込んでいる。もしかしたら「生物化学兵器」が冷凍で送られたか? 命を狙われるような不倫はしてないし・・・
とにかく慎重に開けてみると、中に手紙が、「玄の妹です・・・」
なあんだ、彼女だと思い出しました。姓が変わっていたのでピンとこなかった。
中身は、冷凍の菓子パンがぎっしり。フランスパンも食パンも入っています。
昔、玄が話していたのを思い出します。
当時は「ひきこもり」などという言葉はまだなく、妹は逆に「出っ放し」だったようで、家になかなか帰ってこない、私からみると「不良少女」。
しかしある時、パン屋になると宣言し、日本一の有名なパン屋の門を叩いた。その後どうなったか聞いていません。
そして、このパン。
甲府で「パンぺパン(Pain Pepin)」という名前でやっているとのこと。食べてみると、うまい。とくにクロワッサンはピカイチ。これは間違いなく甲府一。いや山梨一、いや中部一かもしれない。
これから日本一を目指すに違いない。みなさん、甲府の「パンぺパン」のパンを食べてください。
(蛇足:あのころじっと見ておられたご両親に心からの敬意。私なら「不良少女」は見ていられなかったにちがいない)