2020年07月10日(金)
大学で飲酒は何故悪い?
オンライン授業の話を聞いてゾッとしましたが、もっとゾッとしたのは、うちの大学の現役の先生から聞いた話です。
大学内で飲酒は禁止になったらしいのです。
「自分の研究室でもダメなの?」
「勿論です。とにかく構内での飲酒は禁止。研究室での飲み食いも禁止です」
「信じられない!」
私が現役のころは、指導している大学院学生の中間発表会が終わると「打ち上げ」、院生の卒業設計の発表会も勿論「打ち上げ」。気か向けば「飲み会」でした。
すき焼き、水炊き、焼き肉。廊下中匂うから、他の研究室の先生や学生もやってくることがありました。
稲葉研なんかは、大きな分厚い白木の台があって、普段はゼミ机ですが、「飲み会」の時は学生が寿司を握っていました。
どうして禁止になったんでしょうかねえ・・・
うちの大学では、4月1日に、松前重義総長の年頭の講演がありました。大学はまだ始まっていませんが、全員招集がかかります。
私は普段は東名を飛ばして通っていますが、この日は電車で行きます。
総長の話が終わった後、そのまま帰るのはもったいない。実は予定があるのです。
4月1日といえば、大学の桜がちょうど見ごろで、構内の野球練習場の土手が、花見にちょうどいいのです。見事な桜とグランドの選手をを見ながら、「花見酒」です。グランドでは原辰徳選手が学生で、練習をしていましたっけ・・(ソレハウソ!!)
それがどうして禁止になったんでしょうかねえ・・・
酒の飲み方を知らないバカが問題を起こすからでしょう。
大学というものは、バカに合わせてルールをつくったり、バカに合わせて大学のカタチを作ってはいけないと思います。バカに負けているとバカな大学になります。今の政治のように。