2020年09月01日(火)
大人はじっと待つ
秋に予定していた集まりや催しの中止がボツボツ来るようになりました。
私はすべて当然と思い、むしろ主催者の見識と英断を評価しています。迷っているバカな主催者は、話題がすっかり「自民党総裁選」にとられたのを、「下火」になった、「落ち着いた」と勘違いしている付和雷同の輩でしょう。
実は、今年2月ごろ、4月の終わりに100人規模のパーティーを企画していました。それはある知人の再出発を祝い、彼にとっての一世一代の転機を励ます会で、この時しか意味のない会でした。私、主催者の一人で、悩みました。
2月に企画しましたが、3月に入って刻々と状況が変わってくる。一流の会場でしたが、ドタキャンを条件に契約しました。そのころはまだ、会場側は「換気はできますから、大丈夫です」と言っていました。
TVでもそろそろ専門家と称して医者や医事評論家や大学教授が出てくるようになりました。初めはこのウィルスは飛沫感染と接触感染はするが、「空気感染」はしないという人もいました。そのうち「三密」を避けろと言い出した。
一番腹が立ったのは「正しく恐れろ」ということ。
「正しい」とは何かも言わないで混乱しているくせに、「むやみに騒ぐな」「賢く恐れろ」とエラそうなことを言う。
要するにこのウィルスはまったく未知のもので、避ける(離れる)しかないと思いました。
「三密」を避けたって、空気の流れによっては感染する。2M離れたってスーパーコンピューターの画像を見れば、保証の限りではない。
とにかくすべて止めて避けるしかない。これが私の結論でした。
会は中止にしました。その直後です。安倍さんが「緊急事態宣言」を出したのは。
私は、すべてを止めて、ワクチンを待つことにしました。未練がましく「方法を工夫して…」などと言うのは、大人ではないと思ったからです。注意してもしきれないのがこの病気です。「withコロナ」はガキのすること。大人はじっと待ちます。
とにかくワクチンを待つしかありません。
そうしたら、ありがたいことにワクチンができたら「高齢者優先」だそうで・・・いいのかな?
通常、沈没する船の救命ボートに乗るのは、まず女性と子供からで、老人は最後のはず? いいのかな? 先が短いのに先に助けてくれて・・・
(分かってますよ、有毒ガス探知のカナリヤでしょ?)私は喜んでカナリヤになろうと思っていたら、ある週刊誌で「アメリカで起きたワクチン接種の重大薬害」という特集が出ました。そう言われれば気にならないことはない。
念のために読んでみたら「以前、4000万人がワクチンを接種した。そのうち530人が副作用で発症した。そして最終的に30人が死んだ」だからワクチン気を付けろという。
安心しました。
以前手術をした時、「輸血をしたら99%は大丈夫だが1%はわからない」という説明を受けて、それでもサインして手術をしたし、たしか腸の内視鏡検査の時も事故は2,000人に一人起こると書いてあったように思いますが、承諾書にサインしました。桁が違います。ワクチンの副作用は100万人に1,4人、死ぬのはその10分の1以下。
喜んでカナリヤになろうと思います。それにしても何故週刊誌(マスコミも)はこういう煽り方をするのか?売るためでしょ?自分の人生を恥ずかしいと思いませんか? ウィルスよりたちが悪いし迷惑です。