2020年09月03日(木)
ニッポンがダメになる・補足
「インフレ」を知らなかったり、SBカレーの缶の開け方を知らない、若い人たちが日本をダメにするとコラムで書きましたが、捕捉します。
彼女や彼らが、直接日本をダメにすると言っているのではありません。
私だって、丸の内のサラリーマンから見れば、プライマリーバランスの説明が出来ないのでバカにされるでしょうし、スマホで支払いができません。女の子にバカにされます。
そういうことではなく、そういうことも知らない国民をバカにするのはマスコミやマスメディア、局で番組をつくったり報道をしたりする連中。彼らはそういう無知さに乗じて、国民をバカにし、適当にあしらい、自分たちの本分を忘れて、番組や記事の「受け狙い」に走って稼ぐのです。
そういう状態がニッポンをダメにするのです。
今、自民党の総裁選で、TVは一斉にその話題。
ワイドショーはどの局も総裁選一色です。その「報道」は必要なことですが、国民(視聴者)をなめているディレクターたちは、菅さんは5分?でそばを喰い、その秘書は3分でそばを喰う。それほど忙しい。朝は何時に起きて、散歩する。奥さんはこんな方。どんな料理をつくる。そんなことどうでもいいのに、何度も聞かされると、馴染んできて、親しみさえおぼえるようになる。
チャンネル、どこに廻しても見られます。
私は、そうやってマスメディアたちが、インフレやプライマリーバランスを知らない国民をバカにしていい気になって、本質を忘れて気が緩む。それが怖いのです。
今日、マスメディアだけでなく、政治家も国民をなめて、バカにするようになりました。その方がもっと怖い。バカな国民は金で釣れると思っています。疑似餌に食いつく濁った釣り堀のような社会です。
政治家に近づいていれば、親が死んでも子供が生まれても金をくれる。悪い気がしないのは人情で、次の選挙で一票入れる。
五輪の森元首相は、若い有権者に「選挙に来ないで、寝ててくれればいい」と失言しましたが、本音です。「政治のことはこちらで適当にやるから、口を出すな」 究極のなめた発言です。
だから国民はもう少し勉強したり、重要で正確な情報に関心を持つようにしなければ、日本ダメになる・・・と言いたかったのです。