2021年04月28日(水)
匿名の発信
「自己顕示」とまではいきませんが、何らかの「発信」は、私には「生きていること」と同じです。
人間って、皆同じなのでしょうか?
しかし、私には考えられないことなのですが、匿名で意見を発する。これは否定します。
してはいけない、最もみっともないことだと思います。
しかし、それが社会を変えているようですね。
私はやってないのでどういうことか分かりませんが、誰か有名人が何かすると、すぐ反応して「許せない行為だ」とか「ハッキリやったかどうか説明しろ」と言葉が飛び交うようですね。
小学校の時、先生に指されると、立って言わなければならないから、指されないようにジッと下を見ている子がいましたが、あれだって、布で仕切られて、顔が見えないと、つまり誰だか分からないと言ったに違いない。私はそういうのを卑怯と言います。
それが今、SNS?と言うんですか? ツイッターとかラインという奴?
あれで誹謗中傷すれば気が晴れるようですね。可哀そうな人たちです。しかも本人はいっぱしの評論家気取りで、「批判」「批評」をしているつもりでしょう。
「一億総批評家時代」って言ったのは、大宅壮一でしたっけ?(そんなこと言わない?)
とにかく匿名の批評は批評ではない。単なる弱者の戯言。昔は井戸端会議といって、そういう言いたいことは内輪で、気のしれた者同士がしゃべっていればよかった。そこで発信?発散していれば良かった。内容もその程度だから。
それが今日ではSNSで見えない社会に拡散する、困った世の中です。