2021年05月31日(月)
朝日君は二枚舌?
「朝日君」がとうとう社説で書きましたね、「オリンピックは開くな」と。
実に朝日君らしい正当な意見で、文章もさすがにしっかりしていて感心しました。
聞くところによると朝日君は「公式スポンサー」だそうです。
これがどういうものか知りませんが、要するにスポンサーで、応援して金を出している。にも拘らず、「止めろ」という。
そうしたら昼のワイドショーの常連の弁護士が、「朝日は二枚舌」と言いました。
片方で応援していて、片方で「止めろ」という、そういうことを批判したのでしょう。
つまりよくいうダブルスタンダードという奴のことですかね。「二枚舌」というのはもっと悪いイメージで非難したいのでしょう、
タレント弁護士は、朝日君の社説を読んで、「やることになったな」と深読みしたようです。つまり朝日は、やるなら「反対だった」というジェスチャーは残しておく。
一応「反対していたんだよ」という「証拠」を残しておくため、と推測し、ずるいと言いたいのでしょう。
「なーるほど」さすがタレント弁護士。アッタマ良いですね。
しかし、タレント弁護士に聞きたい。ではどうするのが良かったのか?「一枚舌、正義の本心」を示すには?
1・ 同時にスポンサーも降りろ?
しかしそうすれば違約金で揉めているうちに、もし開催されたら、報道もイジワルされて、「止めろ」の目的も達しない。いくら朝日君でもそんなガキみたいな正義の張り方をするでしようか?
2・ 実際に中止になるかもしれない。朝日君の万歳で万事おしまい。
スポンサー契約はどうなるか? 「反対表明」しているからといって、後始末は変わらないでしょう。
そもそもスポンサーになったのは数年前の話、ウイルスのウの字も無かった時の話。
そしてまったく未曽有の「事故」が起きた。その時点での発言で、スポンサーであることとは無関係ではないでしょうか?
それともスポンサーだから黙ってろ!と言うつもり?
「基本的には応援したい。しかし今この状況では止めるべきという苦渋の選択」で良いのではないでしょうか? 朝日君、間違っていない。