2021年08月07日(土)
第二次大戦と「コロナ禍」
この「コロナ禍」を戦時中にたとえる人がいますが、とんでもない。桁が違います。
しかし、今BSで土曜日にやっている関口宏さんの「もう一度「近現代史」」がどうのこうのという第二次世界大戦の頃を考察する番組を見ていて、「似てるなあ」と思うようになりました。
内容や被害の桁は違いますが、型が似てるなあと思うのです。
東条英機が、まわりの批判や反対を押し切って自分だけの「信念」を押し通す。
「まわりの批判や反対」と言っても、民主国家ではないから、まともに主張する人はいなかった。情報も偏って入ります。あるいはまったく入らない。その辺の形がそっくりなのです。
そのころ、今の大臣のように、他にも大将がいて、やはり反対を押し切って、「インパール作戦」という、最大の失敗を犯します。
今日との最大の違いは、犠牲者の数です。
「インパール作戦」の失敗は、たぶん何万人と死んだにちがいありません。それで国民は「いよいよヤバイ」ということを実感したのではないでしょうか? 「コロナ禍」は感じていない。
しかし思い出すとこのコロナ、初めのショックは、志村けんさんの死と、岡江さんが遺骨で帰宅したことではないでしょうか・・・「ヤバイ病気だと」
やっぱり大戦と「コロナ」の比較は出来ませんね。
ただ言えることは、東条英機とスガさんは似ていると、比べてもいいのでは ないでしょうか?