2021年10月04日(月)
老人の辞め時
「ひろゆき」さんという方、知りませんが、きついこと仰いますね。
「81歳と82歳の政治家を選ぶ地域(地元)の人は、日本がどうなってもいいと考えている」という意味のことを仰っています。二階さんと麻生さんのことでしょ?
出る方の老政治家に対しては嘲笑し、相手にもしない。きついですねえ。
実は私、その二人より年上。
「もうダメだ。仕事にならない、そろそろ止めよう」とは思わない。
しかし、ヒロユキさん! 貴方がおっしゃること正しい。100% 同感です。
「本人に言ってもダメ」・・・ 老人をよくご存知ですね。
定年制度の無いところでは、あくまでも本人の問題。自ら人生に終止符を打つということは、なかなか出来るものではありません。
それには美学が要るのです。 個人に美学がなければなりません。
先日TVを見ていたら、小椋佳さんが引退するとおっしゃった。「どうしても、昔のように、思うように声が出ない」と仰って、「シクラメンのかほり」をその場で歌われた。歌のダメな私には、ちっとも昔と変わらない、と思いました。
「なんで?引退?」と思いましたが、彼の美学なのだと思いました。
政治家に美学を求めるのは、お月様を落とすより難しい。だれか気づかせてあげないのかね? 後ろでボーッとツッ立ている側近たちよ!
そういえば建築でも五輪の前にコンペのことで、長老がお出ましになって、建築界が大騒ぎしましたね、例の件で。
私の本の最終章で、書きました。理を通して考え抜いて書きました。「長老は間違っていた」と。
私も 閉じる美学を考えなくっちゃ・・・