2021年12月03日(金)
メルケルさんが選んだ曲
メルケル独首相の退任式の映像を見ました。
その時かけた曲はメルケルさんが選んだそうです。
前の首相はシナトラの「マイウェイ」 その前の首相がベートーベンの「第九」だったそうです。
いかにもです。
私は知人や先輩の昇進などのお祝いの席で「マイウェイ」は聴いたことが何回かありますが、とても良い曲ですが、アメリカ的で、しかもシナトラがマフィアの前で歌っているところを想像して、どうもいけない。私に言わせれば「俗」。
「第九」は大げさすぎる。よほど自信があった首相か大統領しか使えない。
メルケルさんはさすがですねえ。
「東独」時代によく聴いた「パンク歌手の歌」と、西ドイツの国際的な俳優の「流行歌」とか・・・ 「パンク」って知らないけれど、凄いんでしょ? ヘビメタやロッケ’ンロールも知らないけれど、それに「流行歌」。でもますますメルケルさんが好きになりました。
「好きな曲」というものは、その人に合うというか、とても大切なことだと思います。その人を表すイメージになります。メルケルさん、逆のイメージが実に良い。
ある組織で、週一で、渋谷のFM放送で、建築家を呼んで対談番組があります。そこで対談中に2曲かけるので、2曲を用意しなければなりません。
もう何十回と続いているようですが、ワタシも昔 出ましたが、その後、たまに興味ある建築家が出ると聴いてみますが、みんな「2曲」が凄い。クラシックから前衛まで、凝りに凝っています。名前も聞いたことが無いレベルの高い曲。やっぱり建築家の教養と精神性って、ほんとに高尚だと思いました。
私の2曲?? ちあきなおみの「喝采」と八代亜紀の「舟唄」 悪かったねえ・・・