2021年12月20日(月)
政治家は・・・(1)
政治家はもう少し頭の良い人がやってくれませんかねえ。
大阪の大惨事は痛ましく、二度と起こさないためにはどうするか?考えなければなりません。
それを、総務大臣?が、日本中にあるこの類のビルの、非常口や避難経路にものが置かれてないか?正常に機能しているか? 総点検を命じたようです。暮れの忙しい時に3万軒もあるとか・・・
違うんです。
私も「違法」が無いか一番に心配しましたが、現行法規はクリアーしているようで、問題は法規自体にあります。
勿論2方向非難は理想ですが、このように面積の小さいビル(100㎡以下)は、たとえ奥にも避難階段を付けたとしても、一階まで降りても狭いからすぐ外に出られない。この面積では2方向はムリでしょう。だから法規も一か所でも認めています。
また部屋のどこからでも避難階段までの距離が決められていますが、クリアーしていたのでしょう。
まさか、避難階段の前にガソリンが撒かれて、火を付けられることなんぞ、微塵も想定しなかったのでしょう。
それが、そこまで想定しなければならない社会になったのです。
前回も書きましたが、都市部のビル自体のあり方から考えなければならなくなったのです。
そのことに政治家は気づかれないようです。
昔雑居ビルの非難通路に物品が置いてあって大事故になった記憶がお有りだったんでしょう。それですぐ「やってる感」を見せようとしたのでしょう。
国交省が動かねばダメです。
ところが連立政権で公明党に国交大臣の椅子を約束しているから「姉歯事件」の時からずっと国交大臣は公明党です。(ナーニが適材適所だ!!)あの時の対応もひどかった・・・