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2022年10月26日(水)

林真理子氏のなんとかゲーム

新幹線でヒマつぶしに週刊誌を読みました。

 林真理子氏(日大理事長なので敬意を表して氏とします)のエッセイ「夜ふけのなわとび」

 彼女は便秘がひどいらしく、トイレとの戦いを「なんとかゲーム」と名付けて、その苦労話を書いています。

 いくら男女平等の社会でも、うら若き女性ならとても書かないでしょうが、彼女は日大の理事長だから、関取や女相撲は得意でしょうから、こんな話は平気なのでしょう、実に面白かった。

 というより、分かるのです、苦労が。

 実は私は10年前に放射線治療をやって、その時はずれた放射線が腸に当たって、腸を痛めたのでその副作用というか後遺症に悩んでいいるのです。

 林真理子氏は便秘ですが、いつ腸が動き出すか予想できないので、とんでもない時トイレに行きたくなる。それを予想したり、トイレの場所を調べておいたり、それがゲームのようだというのです。

 林真理子氏はそのゲームに負けたことがあるのかどうか知りませんが、私はかろうじて負けたことはありません。

 先日京都で、友人の木下さんに、和久傳の朝食を一緒にしましょうと誘われて、喜んで二つ返事で約束しましたが、それから「ゲーム」の戦略を考えました。

 いつも腸が落ち着かないのは午前中で、午前中の仕事や約束はすべて断わっているのですが、どうしても断われないときは、行く先々のトイレはバッチリ調べ上げて万全を期します。しかしこの度、つい旅先だったので、それを忘れて約束してしまいました。

 そして2日間ゲームの戦略を考えましたが、危険要素と不安要素が多すぎるので、とうとうお断りしました。

 人間、喰えなくなることと、出口の問題は人生の終りを意味すると、私は「これでおしまい」かと思っていましたが、さすがあの方はそれをゲームにしてしまう、タダものじゃあないですね。


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