2022年10月28日(金)
安藤忠雄の「タイムズビル」
「ホテルオークラ京都」のコンシェルジェに「この辺に安藤忠雄さんが設計した『タイムズビル』があるはずだが、どう行けばいいのか?」と聞くと、インターネットで調べて1枚のプリントアウトした説明書をくれました。
それには地図と、写真とこんな文章が書かれていました。
「タイムズビルがゴーストタウン化している件」と見出しがついていて、次のような説明が書いてあります。
「京都・三条木屋町の高瀬川ほとりにある安藤忠雄氏が設計した『タイムズビル』からテナントがすべて撤退して立ち入り禁止になっていました。まさにゴーストタウンになっているのですが、かつてはアパレルやオシャレなカフェが入居していました」
そしてタイムズビル(三条木屋町)がゴーストタウン化という題がついて写真が載っています。
この記事の日付は 2021/ 03/05 つまり去年の3月のようです。
とにかく行ってみました。 きれいな水の高瀬川に沿って懐かしい道を数分歩くとありました。たしかに誰もいません。入口にスチールの柵がついていて中にははいれません。
どうしたんでしょう?
昔のままです。 あの衝撃的だったコンクリートブロックがやや古くなったかな?
このコンクリートブロックにショックを受けて、2階建てのブロックの家を作ったなあと思い出されます。真似をして、ブロックをむき出しでそのまま使ったから、雨がシミて往生したな。
このタイムズビルはどうしてゴーストタウンになったか? 補修工事なら1年以上は長すぎる。
周辺の店舗は、渋谷の裏通りにある普通の店舗だ。何故?どうしたのだろう?
家に帰ったら、留守中の郵便がたまっていました。そのなかに「建築ジャーナル」誌10月号がありました。10
月の特集「さよなら 安藤忠雄」だって。
安藤さん! 中読まないからね!