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2022年11月27日(日)

若い人、注意や叱られるのが嫌いだって?

何かで読んだのですが、若い人は上司や先輩から叱られたり注意されるのが嫌いとか・・・誰だって叱られるのが好きな人なんかいませんが、注意されるのも嫌う、となると、やはり私には理解できない世界、と言うか理解できない時代です。

 私は昔、「若い人は、友人とディベート(議論、討論)を好まなくなった」ということは気づいていましたが、今はもっと進んで、討論に入る前から、そういう空気は避けるようです。

 他人、とくに自分の師や先輩、上司から注意されない社会は、どうなるのでしょう?少なくとも今の社会が、昔より上昇しているとは言えません、先日も書きましたが、日本は世界的に見てもダメになってきているのです。どんどん落ちて行きます。

 日本が上を向いていた頃の話。村野藤吾氏はスタッフの書いている本チャンの図面に、上から赤鉛筆で力を入れて直すそうです。(昔はトレペや美濃紙に手描きだったから)

「赤鉛筆を消しゴムで消すのって、大変なんだよ、分かる?」と先輩

「村野さんが直接直してくれたんですか・・? 羨ましいなあ・・・」と私。

 村野事務所の新入社員が村野先生がお帰りになるので、玄関で先生の靴を揃えたら「建築家はそんなことをするもんじゃあない!!」

 菊竹事務所の一番古いスタッフ・遠藤勝勘さんは、菊竹氏からよく叱られたそうで、次の朝事務所に行くと、彼の製図台と椅子が片づけられていて、いつも自分で物置から出してきたと聞きました。

 北山恒氏は、スタッフの机に漫画の本が置いてあると、ゴミ箱に捨てたそうです。

 私の本が売れないのは題が悪かったのではないか?お思うようになりました。

「建築コンペなんかもうやめたら?」

ハードボイルド君には大学院の息子がいますが、「こういうイヤ味も嫌う」とか。

 この少し上の世代の奴が「コンペを止めろというのも早計で・・・」とぬかしやがった。

「明治時代から、不正が直せないんだから、一旦止めて本気で考え直せ!と言うのが分からないのか! このバカが!」・・・売れないどころか、完全にパワハラ・・?反省!


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