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2022年12月14日(水)

アジール・フロッタンはどうなった?

セーヌ河にコルビュジエが設計したとされる(改修設計だけだと思います)「アジール・フロッタン」というコンクリート製の船が浮いていて、それを日本の建築家が補修をして使おうとしていました。

 一度は沈んだのですが、引っ張り上げたようで、その様子はNHKかどこかで実況中継したらしい。

 その辺の経緯は拙著「コルビュジエぎらい」(ウェイド出版・¥1,000)に出ていますが、私はそれに対して、「スーパースターのボロ靴を大切にするようなもんだ」と価値が無いことも書いて批判しましたが、あれはどうなったのでしょうか?

 あれを応援している組織が、改修して展示スペースができたら、その組織の設計者たちと作品の展示イベントを開くと張り切って応援していましたが、どうなったのでしょうか?

 あれにはコルの「近代建築五原則」が込められているという、引っ張り上げて改修しようとしている日本の建築家に対して、私は「コルビュジエぎらい」で「止めなさい」と笑っている絵を出しました。

 その船、どうなったんでしょうか? 2億円近く「国際文化会館」が出したと読売新聞に報道されたようですが、充分に生かされたのでしょうか?

 五輪がパリで開催されて、セーヌ川がオープニングで使われるようですが、邪魔をせずにきれいに浮いているのでしょうか?

 情報を持っている方、教えていただけないでしょうか? そして、ほんとにあれにもうこれ以上金を使うことはお止めになった方が良いと、思うのですが・・・

 コンクリート製の船です。またこれから必ず沈むと思うのですが。どうしても保存したいなら陸に上げたらどうしょう?


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