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2022年12月21日(水)

「論文査読で不適切行為」? 地に落ちた学者

どこかの大学の教授が「論文査読で不適切行為」をしたそうですね。

 論文と言うものは、私の気まぐれエッセイのように書けばいいというものではなく、その論文を、その道の「独立した専門家が内容や学術的な意義をチェックして」はじめて論文として通用するのです。

 それで、書いた人と査読をする人は原則?通常、直接的なやりとりは無いそうです。

 それを、その査読の人が書かなければならない「コメント」をその論文を書いた本人が代筆したという、「事件」らしいのです。

 今回、その査読をするひとがかなり高名な学者らしく、忙しいだろうから労力をかけないように、代筆したらしいのです。

 私はドクター論文を書いたことが無いので(イヤ、大学を出た時恩師に書きたいと言ったのですが、君には向かない、設計に専念しろ、と言われました。ちなみにその先生も、その他の設計系の先生は、早稲田では誰も博士号(ドクター)を持っていませんでした)

 だから経験がありませんが、周囲の歴史系の人たちは、みんな書いていましたが、たしか記憶では、査読の先生のところに指導を受けに、足しげく通っていたと思っていましたが・・・ 指導教授のところだったのですかね? 友人のイナバ先生などは、それが嫌いで、面倒だからすぐ飲んじゃうだよな、と嘆いていたのをおぼえています。

 とにかく私の周辺では、博士論文を書いていようがいまいが、博士であろうがなかろうが、そんなインチキをするひとはいません。そして博士より偉そうに堂々と人生を終ろうとしています。

 昔は「末は博士か大臣か」が人生の最高の栄誉、目標だったのです。

 両方とも地に落ちて、今では「なるな!博士と大臣に」 と言い換えましょう。


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