2023年02月02日(木)
テレビと回転ずしとメタボリズム、同じころ誕生?
「あのとき『いいね』と言ったけど」の原稿が、章が変わって「メタボリズム」を書き始めました。 書きやすいですね、つぶれたんだから・・・(そう言うと、八束はじめさんに軽蔑されそうですが)
メタボリズムは1960年に誕生ですが、実は今騒がれている「回転ずし」もその頃です。そしてそのちょっと前にテレビが誕生。70周年だそうですね。三つとも「誕生」を経験しています。嗚呼!
「回転ずし」はその前身の、「何でも一皿なんぼ」の時があります。そして直線で運ばれてきました。
竹中に就職して京都、大阪で研修中、大阪梅田の裏の方で、何を食っても最後に皿の数で幾らと計算されるという寿司屋が出来て、話題になりました。よく山原君と行きました。彼は後に竹中の副社長。(あれ以来回転寿司は食べていないでしょう)
ウニを食べてもイカを食べても1皿幾ら・・・大阪らしいなあと思いましたが、東京に帰ってビックリしました。
握る職人をぐるっと囲んで文字通り回転ずし。そしてベルトがたしか金属になっていた。
しかしそういう寿司を食べるのはガキだと思うので、行きませんでした。そうしたら、黒沢さんが「回転ずしで美味しいところを見つけたから行こう!」と、あれほど食べることにこだわるというか、味にうるさいひとが、行こうと言うのだから、渋谷の裏の方に一回だけ行きました。
しかしどうもあのビヘイビアがいやで、その後は行きませんでしたが、その後一度だけイナバ先生に誘われて、東海大学の近くの回転ずしに入りました。先生は、わざわざ握っているお兄さんに「こはだ!」と言うので「ホラ、そこに廻って来きているよ!」と教えてあげたら、「こうやって注文するのがツウなんだよ」とドヤ顔。回転ずしでツウというところが、いかにもイナバ風。
それ以来行かないので、最近のTVを見て、どうなっているのか、考えられません。すっかり変わったんですねえ。
メタボリズムの最後の「中銀マンション」も無くなったし、TVも若い人は見ないとか・・ 時代も廻っていますねえ。